再生医療と倫理
商品解説
再生医療のいまを知る
iPS細胞の発見、作製の成功により山中伸弥教授がノーベル生理学賞・医学賞を授賞され、再生医療への国民の注目と期待は高まる一方です。
再生医療の治療や臨床研究はすでにはじまっており、これまで治療法がなかった疾患の患者さんに希望の光が射しています。
この教材では、再生医療の安全性を確保するための規定を定めた再生医療等安全性確保法の概要にふれつつ、再生医療を巡る倫理的・社会的な問題を、製薬企業の一員として、また国民の一人として、両方の視点から考えます。
内容紹介
- ◆再生医療の実用化促進に向けた動き
- 再生医療を国民が迅速かつ安全に受けられるようにするための施策の総合的な推進に関する法律
- 再生医療等安全性確保法施行と医薬品医療機器等法の改正
- 再生医療の実用化を促進する制度的枠組み
- 再生医療等安全性確保法の対象範囲
- 再生医療等技術のリスク分類
- 再生医療等技術のリスク分類の方法
- リスクに応じた再生医療等安全性確保法の手続き
- ◆再生医療のいま
- 再生医療を届ける2つのトラック
- 「条件及び期限付承認制度」
- 再生医療の提供状況に係る定期報告件数
- 再生医療等製品の治験計画届出状況
- 臍帯血を用いた再生医療に関する厚生労働省通知
- 再生医療等安全性確保法違反による措置
- 再生医療等提供機関についての情報公開
- ◆再生医療に関する倫理的・社会的問題
- 再生医療等安全性確保法の目的
- 細胞提供者への説明同意事項
- iPS細胞の展開例
- 細胞提供者への説明同意事項の追加検討
- 細胞提供者の知的財産権はどう考える?
- 細胞から「患者さん」を感じる
- iPS細胞に関する過剰報道
- 臨床試験は確立された治療ではない
- ◆学習のまとめ
- ◆Checkしてみよう
実際に再生医療製品の情報提供・収集を行っているMRはまだほとんどいないでしょう。しかし、将来的に再生医療等製品は確実に増えていきます。
MRは患者さんの側に立って考えるということが身についている職種であるはずですが、「細胞」になったときに、「患者さん」から意識が離れてしまわないよう、想像することが大切です。
- 制作:株式会社メディカルエデュケーション
- フォーマット:パワーポイント(pptx)、 確認問題正誤10問付(docx)
- ダウンロード形式:zip(圧縮ファイル)
- 備考:30枚 解説ノート付
- 発行月:2018年3月
- 個人利用
- ○
- 社内利用
- ○
- 社外利用
- ×
- eラーニング使用
- ○
- 改変
- ○