MRなら知っておきたい血液製剤のこと
商品解説
血液製剤のことをまったく知らないのは、医療の世界に関わるMRとして恥ずかしいと思いませんか?
血液製剤を供給する現在の血液事業には、薬害エイズと薬害肝炎の反省が込められています。安全対策が強化されたことは言うまでもなく、供給体制とそれらを支える法律やガイドラインが整備され、運営されています。
血液製剤は、日本赤十字社と一般社団法人血液製剤機構、そして限られた民間企業でしか取扱いがありません。そのためこれまで血液製剤について学ぶ機会は多くなかったかもしれません。しかし、血液製剤は献血で得られる人の血液を原料とすることから、日本国民全員が関心を持つべき製剤だと言って過言ではないはずです。医療の世界に携わるMRとして、また国民のひとりとして、血液製剤のことを学び、輸血医療のこれからを考えてみませんか?
内容紹介
- ◆血液製剤の基礎知識
- 人の血液を原料とする血液製剤
- 血液製剤の製造に関する国際的な原則
- 血液製剤の種類と原料成分
- 血液製剤の種類と用途
- 血液製剤の供給の流れ
- アルブミン製剤の供給量と自給率
- 免疫グロブリン製剤の供給量と自給率
- 血液製剤の使用実態
- 診療科別免疫グロブリン製剤使用単位数の割合
- 免疫グロブリン製剤を使用する疾病
- ◆輸血後感染症と血液事業のあゆみ
- 輸血医療のはじまり〜血液銀行の設立
- 売血による輸血用血液の品質低下等が社会問題化
- 売血から献血への移行と体制構築
- 安全な血液製剤の安定供給への法整備
- 血液製剤に関する薬事法と改正採供法の関係
- 血液法の目的と基本理念
- ◆限りある資源を安全・有効に使用するために
- 献血から血液製剤が製造されるまでの安全対策
- ゼロにはできない感染症のリスク
- 生物由来製品に「上乗せ」される安全対策
- 血液製剤の有効活用
- 血液製剤の適正使用
- ◆血液事業のいま・これから
- 献血者数の推移
- 将来の必要献血者数のシミュレーション
- 献血に依存しない輸血治療の模索:自己血輸血
- 献血に依存しない輸血治療の模索:iPS細胞
- ◆学習のまとめ
- ◆Checkしてみよう
この教材の到達目標は、血液製剤に関する基本的な知識と現在の血液事業体制が敷かれた背景を押さえ、輸血医療のこれからを考えることです。この到達目標を意識しながら、学習を進めていきましょう。
- 制作:株式会社メディカルエデュケーション
- フォーマット:パワーポイント(pptx)、 確認問題正誤10問付(docx)
- ダウンロード形式:zip(圧縮ファイル)
- 備考35枚 解説ノート付
- 発行月:2019年12月
- 個人利用
- ○
- 社内利用
- ○
- 社外利用
- ×
- eラーニング使用
- ○
- 改変
- ○